岩盤浴の安全性を考えるなら、ラジウムの導入は・・・

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ラジウム岩盤浴について

ラジウム岩盤浴は被ばく施設です。ご注意ください。

数年前のイラク戦争において、劣化ウラン弾を使用した戦場で作業した米国の兵士が、帰国後、結婚して生まれた子供に奇形児が多くみられ、今、アメリカの社会問題になっています。

『週刊現代』2005年6月11日号によると、その劣化ウラン弾の作業現場をガイガーカウンター(放射線測定器)で測定すると、3マイクロシーベルトを示しました。

この、3マイクロシーベルトという数値の放射能をある期間被曝した米国の兵士が、アメリカに帰国後、赤ちゃんを作ったところ、痛ましい姿(手の指が欠如している奇形)で生まれてきました。

ラジウム岩盤浴に使用されるウラン・トリウム鉱物の粉体を、当社にてガイガーカウンターで測定すると、このわずかな量で30マイクロシーベルトを示しました。奇形の原因となった劣化ウラン弾環境の10倍です。東京は0.06マイクロシーベルトですので、500倍もの値です。いかにすごい放射能を平気で使用していることか・・・。言葉がありません。

残念なことに、日本は奇形児出生率が世界一です。その原因の一つとして、ラジウム・ラドンなどのDNAを破壊する放射性物質に対する規制の甘さが考えられないでしょうか。

また、ラジウムを公然と利用するラジウム岩盤浴が将来、日本にどのような影響を与えるでしょうか。考えるだけで恐ろしくなりませんか。

ラジウム岩盤浴は安全なのか?

全国的に広がっているラジウム岩盤浴では、石板にウラン・トリウム物質を使用するだけでなく、壁材や天井材にも混入する例が多いため、空間全体にラドンが浮遊しています。

一部、「ラジウム岩盤浴」を販売している業者より、放射能量の累積量から、たいして問題ないと発言している所もある様ですが、長期間使用した時本当に安全なのか?安全を立証する臨床データがあるのか?床以外の部分に使用した材料の影響はどうか?とか、また、「妊娠している女性はご使用を控えて下さい。」の表示はどういう事か?とか、判らない事が多いのです。

世界保健機関(WHO)では、ラドンは発ガン物質と認定し、アメリカの環境保護省(EPA)も、一切健康産業に使用を認めておらず、アメリカでは、故意に使用すれば犯罪として処罰されます。

日本でも、昭和24、25年に全国で発生したラジウム温泉にウランを使用したため発生した肺ガンの大量発生事件を、50年も経てば人々は忘れてしまうのでしょうか。

一部の他社は、数マイクロシーベルトの岩盤浴を「安全性に問題はない」と言い、営業展開しておりますが、どこにも安全性を立証した研究結果はありません。お客様の安全こそ最優先だと、当社は考えます。

★インサイド情報★

以前、当社にいらした某大学の教授は、以前からラジウム 岩盤浴に疑問と不安を感じ、1年半の時間をかけ、ラジウム岩盤浴と同様のガンマー線をラットに与える実験を実施した所、7世代目で、血液のガンである白血病と臓器欠損が発生した実験結果を得た旨の衝撃的なお話がありました。

自然界の数百倍の放射線場を人工的に作り、体に良いとする根拠がどこにあるのでしょうか?放射能を利用する未知な事の多い極めて難しい試み(ラジウム岩盤浴)には、常に慎重さと謙虚さが求められるのではないでしょうか。

皆様も胸部のX線撮影を1時間取り続けられますか。このような施設が全国で広がっている事に強い不安をおぼえます。

アメリカ政府のラジウムへの見解

弊社が危惧しているラジウムの健康被害。アメリカ政府によるラジウムの見解をアメリカ環境保護省(EPA)のサイトより引用いたします。(引用元はこちら

Long-term exposure to radium increases the risk of developing several diseases. Inhaled or ingested radium increases the risk of developing such diseases as lymphoma, bone cancer, and diseases that affect the formation of blood, such as leukemia and aplastic anemia. These effects usually take years to develop. External exposure to radium's gamma radiation increases the risk of cancer to varying degrees in all tissues and organs.

ラジウムの健康被害として、リンパ腫、骨肉腫、白血病、貧血などのリスクがあがり、また、ラジウムのガンマー線の被曝によって、すべて細胞、臓器でガンのリスクが高まると書いてあります。つまり、ラジウム岩盤浴は行けば行くほど病気になる可能性が増すのです。それでもあなたはラジウム岩盤浴を選びますか。

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